入院案内
自宅や施設に戻ってから、以前のように生き生きと過ごすために。
A3病棟は手術や検査が終了した後、すぐには自宅や施設への退院が難しい患者さんに対して、生活リハビリを中心とした、在宅復帰の準備を整える地域包括ケア病棟として平成28年4月に開設されました。当病棟への入院の対象となる患者さんは「在宅または介護施設等に復帰予定であること」「入院治療により症状が回復、安定した後、経過観察で在宅での療養準備が必要な方」「患者さん本人、およびご家族に了解いただいた方」に転棟いただいています。当病棟では、主治医を始め、看護師、専従のリハビリテーションスタッフ、医療ソーシャルワーカーなどが協力し、一人ひとりに合わせたリハビリメニューを提供しています。
体力や運動機能が改善しないまま自宅や施設に戻ると、思うように生活ができなかったり、思わぬ怪我に繋がることがあります。更衣、食事、トイレ、移動などの普段の生活に困らないように、身体機能向上、認知機能低下予防を含む社会適応能力の向上を支援していきます。
自宅へ戻る際には、症状によって自宅の環境を整える必要もあります。退院後の生活のことで不安に思っていること、疑問に思っていることがあれば、しっかりとサポートしますので、スタッフにご相談ください。
地域包括ケア病棟とは、検査や治療が終了した後、すぐに在宅や施設に移行するには不安のある患者様に対してしばらくの間入院療養を継続し、生活リハビリを中心とした、在宅復帰への準備を整えるための病棟です。
ご自宅等への退院準備をしっかり整え、安心して地域にお戻りいただけるようお手伝いすることを目的としています。退院支援計画に基づき主治医をはじめ看護師、専従のリハビリテーションスタッフ、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、栄養士などが協力し、在宅復帰に向け、お一人お一人に対応した退院支援を提供いたします。
ご入院の対象となる患者様は、在宅あるいは介護施設等に復帰予定で、入院治療により症状が改善、安定した後、もう少し経過観察や在宅での療養準備が必要な方となります。主治医が判断し、患者様およびご家族の方に提案しご了解いただけた場合、地域包括ケア病棟へ転棟いただき、継続入院となります。
また、在宅療養中の方の社会的入院にも対応いたします。入院期間は状態、状況に応じて調整いたしますが、限度は転棟から60日となります。
※入院日数が60日を超えることが予想される場合には院内の他病棟もしくは他院・他施設での医療や療養に移行することがあります。
※病状の変化により主治医が集中的な治療が必要と判断すれば、一般棟に転棟する場合があります。