リハビリを通して活動能力を高め、生き生きとした生活を送る手助けを
総合リハビリテーションセンターは、急性期、回復期、維持期の幅広いリハビリテーションサービスを提供する施設として開設されました。対象となる患者様は、小児から高齢者まで全ての年齢に対応。リハビリテーションによって活動能力を高め、生活を送っていただくためのお手伝いをしています。
当センターでは、運動機能障害を改善するための理学療法、運動機能障害や高次脳機能障害を改善するための作業療法、言語障害を改善する言語聴覚療法、嚥下障害を改善するための摂食機能療法、通所・訪問リハビリテーション、リハビリ相談などを患者様の状態によって適切なリハビリを提供しています。
疾患が完治したとしても、日常生活、社会生活に復帰するためにはリハビリが必要な患者様がたくさんいます。私たちは患者様の将来のために最大限のサポートをしていきます。
総合リハビリテーションセンター基本理念
私たちは、患者様・利用者様お一人お一人の障害・疾病に合った支援を行い、さまざまな活動能力を高めることにより、いきいきとした生活を送っていただくお手伝いを致します。
ご家族様には、介護方法の説明をはじめ、福祉機器や介護保険サービスに関する説明などを通して、介護が必要な方を受け入れるための勇気を持っていただき在宅復帰が実現するよう、最大限のサポートを致したいと考えております。
施設概要
施設基準 (2022年11月現在)
脳血管疾患等リハ施設基準Ⅰ
廃用症候群リハ施設基準Ⅰ
運動器リハ施設基準Ⅰ
呼吸器リハ施設基準Ⅰ
心大血管リハ施設基準Ⅰ
スタッフ構成 (2023年9月現在)
リハビリテーション専門医 | 1名 |
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疾患別リハビリテーション医師 | 複数名 |
理学療法士(PT) | 41名 |
作業療法士(OT) | 27名 |
言語聴覚士(ST) | 19名 |
通所リハビリ介護スタッフ | 6名 |
主なリハビリ内容
理学療法、作業療法、言語聴覚療法、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、リハビリ相談。
関連事業(上記人員とは別所属)
介護老人保健施設 セントラルゆうあい・セントラルふれあい・セントラル土浦および土浦リハビリテーション病院 介護医療院のリハビリテーション業務、その他の介護保険事業所巡回対応、牛久市委託事業など。
理学療法(Physical therapy:PT)
理学療法室
筋力測定・訓練装置
運動機能障害のある方々、または障害の発生が予測される方々に対し、その基本動作能力(座る・立つ・歩く)の回復や維持、及び障害の悪化の予防のために、運動療法をはじめ、日常生活活動訓練、熱光・水・電気などのエネルギーを利用した物理療法などの治療・訓練・指導および援助を行います。
理学療法の対象となる疾病・障害
- ・脳卒中などの脳外科・神経内科疾患
- ・骨折、腰痛・肩関節周囲炎、変形性関節症、靭帯損傷などの整形外科疾患
- ・肺炎での安静後や外科の手術後の廃用症候群(活動能力の低下)
- ・脳性麻痺などの小児疾患
- ・その他多くの疾病・障害が対象となります
作業療法(Occupational therapy:OT)
作業療法室
作業療法室
運動機能障害や高次脳機能障害(脳卒中後等)のある方、またはそれが予測される方に対して、その方が主体的に生活していけるために、諸機能の回復・維持および開発を促す作業活動を用いて治療・訓練・指導および援助を行います。作業活動とは、日常活動の諸動作、仕事・遊びなど人間の生活全般に関わる諸活動をいいます。
作業療法の対象となる疾病・障害
- ・脳卒中などの脳外科・神経内科疾患
- ・腕や手・指の骨折、変形性関節症、脊椎疾患などの整形外科疾患
- ・肺炎での安静後や外科の手術後の廃用症候群(活動能力の低下)
- ・脳性麻痺などの小児疾患
- ・その他多くの疾病・障害が対象となります
言語聴覚療法(Speech therapy:ST)
言語聴覚療法室
小児用療法室
言語の障害を持つ方に対して言語療法を、また飲み込み(嚥下)に障害を持つ方には摂食機能療法を行います。その他必要に応じて神経心理検査等も実施します。
言語聴覚療法の対象となる疾病・障害
- ・脳卒中・パーキンソン病・脳性麻痺などの脳外科・神経内科疾患による失語症や構音障害
- ・肺炎での安静後や外科の手術後の廃用症候群(コミュニケーション能力・摂食活動能力の低下)
- ・飲込みの障害等
- ・その他多くの疾病・障害が対象となります
短時間通所リハビリテーション(デイケア)
短時間通所リハビリテーションとは、ご自宅までの送迎により当センターにお越し頂き、1時間から2時間で個別的リハビリテーションを提供する介護保険居宅サービスです。短い時間ですがご利用者同士の交流を楽しんでいただくことも可能です。
以下のような個別リハビリテーションが必要な方が対象となります。
- ・自宅退院後の集中的リハの継続
- ・外来通院リハが必要でも通院が困難
- ・医療保険リハ終了後の継続
- ・低下した生活機能の改善
訪問リハビリテーション
訪問リハビリテーションでは、病気や怪我などにより心身に何らかの障害をお持ちの方で外出が困難な方を対象に、理学療法士や作業療法士(場合によっては言語聴覚士)がご自宅にお伺いして、障害の評価・機能訓練・日常生活活動訓練・住環境整備等を行います。それにより活動能力の改善、介助量の軽減、生活の質の向上を図ります。
卒業研修システム
十分に実習が行えなかった分は、入職してからしっかりと経験し学んでいただけるよう、
例年よりも時間をかけて新卒者の教育を行う方針です。