阿見町にセントラルキッチンわかたけが竣工しました
2024年6月8日
セントラルキッチンわかたけ竣工式のご挨拶
社会医療法人 若竹会 理事長 金子 洋子
日頃より社会医療法人若竹会つくばセントラル病院の活動にご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。このたび、私たちは阿見町に「セントラルキッチンわかたけ」を開設いたしました。高齢社会を迎える中、医療や介護とともに栄養の充実が重要と考え、病院給食や介護療養食の充実に取り組んで参りました。しかし、給食人材不足やコストの高騰が課題となっておりました。新システムでは、法人グループ内の食事を一括製造し、「ニュークックチル」「カート方式による配送」で提供いたします。高度な安全衛生管理が求められる医療福祉給食に対応するべくHACCPに準拠した最新の厨房設備機器を備えた施設となっております。ニュークックチル方式による生産システムを完備しスチームコンベクションオーブン・バリオクッキングセンターによる大量加熱調理、ブラストチラー・プロトン凍結機によるスピーディな冷却、真空包装機によるパッキング、大型チルドバンクによる安定した温度管理による保存を実現しております。チルドされた料理は徹底した温度管理の下各サテライトキッチンへ再加熱カートシャトルまたはバルク配送にて提供されます。またこの徹底した衛生管理・温度管理を担保するべく電解水生成装置の採用、冷蔵機器の温度監視システムを完備しております。従来のクックチル方式と比較し機能的で安全性の高いニュークックチル方式に対応した生産システムで大量調理の効率化と高い安全性を実現しました。これにより、栄養面からもさらに患者様や利用者様をサポートいたします。私たちは今後も地域の安心安全の灯台として、一人の人を大切にする、医療・介護・栄養・生活支援の包括的ケアを拡充して参ります。引き続き、皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。